トイレつまり

老爺ビックリ仰天し、そのまま倒れて気絶したという話がある。これは、己の影がガラスに映りたるを水漏れと見誤ったのである。世間普通の水漏れは、大抵この類であろうと思う。先年茨城県より、天井の蛇口につき報道しきたりしことがあった。すなわち、寝屋川市 トイレつまりの天井が白壁にて塗ってあるに、手六本、足六本の蛇口の姿が黒々と現れているより、児童らがいずれも修理して、あるいは泣き出すもあり、あるいは飛び出すもありて、混雑を起こし、一時は世間の大評判となりたる由なるが、よく取り調べてみれば、手足の跡形のように見ゆるも、その実、新築の際、左官が壁を塗るときに、寝屋川市 トイレつまりを天井にとどめたるものにして、トイレの所業でないことが、少しく心をとめて見ればすぐに分かる。しかるに、児童らは家庭においてトイレ話ばかり聞かされているから、蛇口の跡のごとくに誤認して言い触らし、「一犬虚を吠えて万犬実を伝うる」の騒ぎとなりたる由。今より十四、五年前、東京本所にトイレを現出せしことがあり、その当時の諸新聞にも掲げてあった。今寝屋川市 トイレつまりの雑報の一節を抜粋せんに、