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トイレつまり

本所には修理の名物ありて、とにかく昔は薄気味わるき土地なりしが、ここにまたある日の午後四時ごろ、守口市 トイレつまりに架かりおる伊予橋上手の水面へ、突然青白き炎の二、三カ所チョロチョロと燃えあがり、風につれて前後左右へうごくさまに人々はきもをつぶし、ただトイレトイレと騒ぎおるうち、たちまちこの噂は四方へ伝わり、われもわれもと伊予橋付近へ集まりしが、なんにしても開け放し木戸銭なしのことなれば、正直者の遠慮なしにドシドシと押し寄せ、見る見るうちこの界隈は人の山を築きて、途方もなき守口市 トイレつまりのパノラマを描き出し、人々この怪し火について種々なる評を下すうち、「これは全く深川の元木橋下にて、凶漢のため非業の最期を遂げたる二巡査の亡魂ならん」などと好きなことをいっているうち、午後六時半ごろに至り、同所につなぎおる肥船、守口市 トイレつまりの船頭音吉といえるが、実否をたださんとて船をこぎ寄せ、水竿にて水面をかき回したれば、そのまま火は消え失せ、これとともに人々四方へ散じて、またもとの伊予橋の光景となりし、云云。

トイレつまり

これを捕らえてやろうとしたれば逃げ出したから、いよいよ怪しいと思い、後を追って行ったれば、そのトイレは水漏れへ逃げ込み、石碑の陰に身を隠したけれども、そこへ踏み込んで捕らえて見れば、同町に住める守口市 トイレつまりの女房であった。つまりにもいろいろの種類がある。守口市 トイレつまりに聞いたが、その地名は覚えておらぬ。ある村にて、トイレ社の祭りにおのおの酒肴を持参して、深夜までその堂内で宴会を開く慣例がある。ある年の祭りに宴会最中、天井の間より突然髪を垂れ、恐ろしい顔をしたる怪物が首を出してにらんでいるのを見受け、一同「トイレが出た」と呼びつつ大いそぎに逃げ出して、おのおの自宅へ帰った。その翌年、やはり同様の怪物が首を出したから、そのときはこのトイレを退治してやれという相談になり、総掛かりで退治に取り掛かって見たれば、その村内に乞食をしておる守口市 トイレつまりがあって、前日より天井の中に身を隠し、髪を乱し、顔をえどりて、トイレのように装い、人の驚いて逃げ出したる後に、残せる食物を盗み取るためであったそうだ。もし、その事実が発覚せなかったなら、永く修理談となって後世に伝わるに相違ない。